大阪府北部地震でブロック塀の倒壊により女子児童が死亡したことを受け、国土交通省は安全点検の項目を作成しブロック塀所有者に点検するよう求めました。
これを受けて各地方自治体においては不適切なブロック塀の撤去作業が進んでいます。身近なブロック塀を点検して対策を検討することをお勧めします。
ブロック塀について、以下の項目を点検し、ひとつでも不適合があれば危険なので改善しましょう。まず外観で1~5をチェックし、ひとつでも不適合がある場合や分からないことがあれば、お気軽にご相談ください。
出展:国土交通省パンフレット「地震からわが家を守ろう」日本建築防災協会2013.1より一部改
01.塀は高すぎないか
□塀の高さは地盤から2.2m以下か。
02.塀の厚さは十分か
□塀の厚さは10cm以上か。(塀の高さが2m超2.2m以下の場合は15cm以上)
03.控え壁はあるか(塀の高さが1.2m超の場合)
□塀の長さ3.4m以下ごとに、塀の高さの1/5以上突出した控え壁があるか。
04.基礎があるか
□コンクリートの基礎があるか。
05.塀は健全か
□塀に傾き、ひび割れはないか。
06.塀に鉄筋は入っているか
□塀の中に直径9mm以上の鉄筋が、縦横とも80cm間隔以下で配筋されており、縦筋は壁頂部および基礎の横筋に、横筋は縦筋にそれぞれかぎ掛けされているか。
□基礎の根入れ深さは30cm以上か。(塀の高さが1.2m超の場合)
▶お気軽にご相談ください。
□塀の高さは地盤から1.2m以下か。
□塀の厚さは十分か。
□塀の長さ4m以下ごとに塀の厚さの 1.5倍以上突出した控え壁があるか。
□基礎があるか。
□塀に傾き、ひび割れはないか。
□基礎の根入れ深さは20cm以上か。
▶お気軽にご相談ください。
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