社長コラム 2018.10.12

お客様の期待を越える事

 台風21号によって、各地で甚大な被害が起きてしまいました。前号でも書きましたが被災された方々にとっては、真に「予期せぬ出来事」だったと推察致します。心からお見舞い申し上げると共に、亡くなられた方々に対しお悔み申し上げます。

 

 台風21号が東海地方に来る事がわかっていましたので、長谷川常務主導のもと可児支店・尾張支店共に、「事前対策や被害が出た時にすぐに対応させていただきます」という文書を、各お客様に出していただきました。現状(9月11日現在)100以上のお客様から200件以上の修繕工事の依頼が来ています。各支店の営業部・工務部の課長さんが、中心となって手分けして精力的に対応していただいております。通常の工事をやりながらの対応ですので、大変だと思いますが、建築に携わる者としての「使命感」を持って行動していただいている事に心から感謝致します。しばらくの間は、大変な状況が続きますが、出来るだけスピーディーに対応しお客様の期待に応えていただく様お願い致します。

 

 そんな中で、私共のお客様である企業の幹部の方から、その方の奥様の実家の屋根が大きくはがれてしまった。警察も来ている、その家を建てた建築業者は、都合が悪く来られないので何とかならないか?と連絡が入り、高村君と舩坂君が19時頃飛んで行き応急処置をして、とりあえず事なきを得ました。次の日、その御夫婦がわざわざ可児支店へ来られ「緊急時で他の対応が忙しい上に、建物を建てていないにも関わらず、夜に駆けつけた事」に対し大変感謝されたそうであります。

 

とても良い出来事であります。おそらく他にもこの様な話しはいくつかあると思います。私たちは「基本姿勢」の一番目に、「全ての面でお客様の期待を越えよう!」を掲げています。真に今回の様な緊急事態の時こそ、その真価が問われています。私を含めた全社員の皆さんが、この事を常に意識してお客様の立場に立って行動する事が大切です。新めて皆さんと共にこの事をこれからも心掛けていかなければならないと思っています。

 

 それから、これからもこの様な災害が起こる事を想定した準備や事前対策が必要である事は、皆さんも感じている事と思います。今回の200件以上の事例を分析し、事前に対応しておけば被害を受けなかった。又は、被害を最小限にする事が出来たというものを洗い出し次に生かして行く事が大切だと思っています。私たちは、お客様を大切に思うのなら、もっと建させていただいた建物の現状を知っておく必要があります。台風や大雨、地震に対してしっかりとした事前準備や対策について、お客様に提案していくとともに、緊急時には「全ての面でお客様の期待を越えよう!」を胸にスピーディーな行動が出来る様にしていきましょう。

 

 私たちは「お客様や社会にとってなくてはならない会社」を目指しています。大変な時こそ明るく元気に行動し、お客様にいっぱい喜んでいただきましょう!

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