新年明けましておめでとうございます。令和4年が始まりましたが、年明早々から「新型コロナウイルス・オミクロン株」が猛威を振るっていて、出鼻を挫かれた様な気分であります。しかし私たちは2年余り新型コロナウイルスと戦ってきました。どう対応すれば良いか私たちは十分わかっています。感染防止及び万が一感染者が出た場合は、拡散防止に向けて適切な行動をとっていくとともに、知恵を出し合って事業方針達成の為前向きにいろいろな課題にチャレンジしていきましょう。
本年の干支は「壬寅(みずのえ・とら)」であります。ある銀行から頂いたペーパーでは、「壬寅」字義に照らせば、2022年は「環境が変化し新たな種が芽吹く年」と解釈される。そして企業経営にとっては、コロナ禍がもたらした事業環境の変化を捉え、「自社に内在する成長の種子を見つめ直し、新事業の展開に向け歩みを進める年」といえるだろうと記されていました。これを基に佐伯グループの本年に向けての考え方を述べてみます。
まず「佐伯鐵巧」ですが、10年程前から「品質の向上及び生産性の向上」に取り組んできました。工場もかなりきれいになってきましたし、ここ数年は「売上及び利益」についても目標を達成してきました。又「土地の取得や設備の充実」にも積極的に取り組んでおり、ハード面では、ほぼ整備ができ順調に成長してきたと思っています。これも常務及び幹部をはじめとする社員の皆さんの頑張りのおかげであり、心から感謝致します。そうした中で、本年からは次なるステージに向けてステップアップしていこうと考えています。本年度は「中期3年計画」の初年度にあたります。3年前に掲げた目標の中には、達成できていないものもありますので、それらも踏まえ、目指すべき3年後の姿を明確にして、その達成に向けて果敢にチャレンジしていきましょう。
次に「佐伯綜合建設」ですが、ここ3年間「数値目標」が達成できていません。舵取り役の私としては、責任を強く感じております。しかし「行動目標」においては、事業方針達成の為の課題に対して、たくさんのプロジェクトチームをつくり、支店長及び幹部をはじめ社員の皆さんが前向きに取り組んでいただいており、目に見える成果も出始めてきています。又新年の挨拶回りにおいても、お客様から高い評価も頂いております。これらの事についても社員の皆さんの頑張りに感謝致します。本年度は「中期3年計画」の2年目であります。今まで皆さんが取り組んできた事を形にして、成果に結び付ける年だと考えております。目標に向かって自信をもって果敢にチャレンジしていきましょう。
「鐵巧」においても「綜合」においても、共通する〈キーワード〉は「フロントローディング」「ダントツの安全・品質・生産性」であります。そしてそれに、社会的責任を果たしていくための「カーボンニュートラル」「SDGs」「コンプライアンス」等が加わります。昨年も申し上げましたが、建設業界はここ数年で激変していきます。面白い時代がやってきました。本年もしっかりとした目標を定め、その目標の達成に向けて明るく元気にワクワクしながら、いろいろな課題にチャレンジし、会社としても個人としても大きく進化していきましょう。
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