社長コラム 2019.04.25

「若さ」について

3月16日に佐伯グループの入社式が例年通り行なわれ、5名の新入社員の皆さんが、私たちの仲間に加わりました。新入社員の皆さんが、佐伯グループを通して大きく成長される事を心から願っているところであります。「若さ」という言葉から連想するものは、「健康的」「清潔」「すがすがしい」「明るい」「勢いがある」「元気がある」「吸収力が高い」「頭がやわらかい」等であります。新入社員の皆さんは、社会人になったばかりで、今は何も解かりません。何も解からないのが「若者の特権」であり、何も解からないから、いろいろな事をどんどん吸収出来るのです。又、先程申し上げた様に、「健康的」「すがすがしい」「明るい」「元気がある」等についても、若い人達にはおのずと備わっているものであります。もし、自分はそんな感じでは無いと思っている人がいたらそれは大変もったいない事であり、自然と備わっている能力を十分に発揮出来ていないという事になります。ちょっと意識と行動を変えれば、すぐに能力を発揮出来る様になります。例えば、朝歯をみがく時、笑顔で「よし!今日も一日元気で行こう!」とガッツポーズを作るだけでその一日は大きく変わって来ます。又、毎日行なわれている朝礼においても、若者らしく、大きな声であいさつしたり唱和するだけでも状況が変わって来ますのでぜひ実践しましょう。

 若い人たちは、少し意識するだけで若者らしい行動が出来ますが、私をはじめ、年齢を重ねた人間は、体力・気力とも放っておけばどんどん落ちていきます。経験だけで物事を判断し、新しい事に対して億劫になってしまいます。ですから、私たちは「若さ」を保ちつづけるために意識や行動を常に前向きにしなければなりません。4等級以上の皆さんは、SBT研修を受けこの事を十分に理解されています。研修を終えて半年になろうとしています。少しモチベーションが下がって来ている人もいるのではないかと思います。そうであっても心配はいりません。またやりはじめれば良いのです。2等級3等級の皆さんが、今SBT研修を受けています。幹部の皆さんは、自らがその見本となる様行動しましょう。

 私は、人も組織も進化し成長しつづける事が必要だと思っています。何故なら「進化・成長」は宇宙の摂理であり、人類の歴史そのものであると思うからです。そして私達は、その一端を担っていると思うのです。佐伯グループは、事業方針書に我グループの重要な使命と大きな目標を掲げています。皆さんとともに明るく元気にこの使命を果たし、この目標を達成する事によって、個人としても組織としても大きく「進化・成長」しつづけて行きましょう!

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