こんにちは。
この度当社より川辺町社会福祉協議会へ寄付させていただきましたので、その際の社長のコメントを紹介させていただきます。
また、川辺町長の佐藤光宏様より表彰状をいただきました。
川辺町社会福祉協議会 様
拝啓 川辺町社会福祉協議会会長 加藤孝明様をはじめとする理事、監事そして職員の皆様方におかれましては、川辺町の福祉の充実のために日々ご努力いただいている事に感謝申し上げます。
私ども佐伯グループ(佐伯綜合建設株式会社、佐伯鐵巧株式会社)創業70周年を迎えるにあたり、川辺町社会福祉協議会に対し金2千万円の寄附をさせていただきたいと思います。
私も川辺町社会福祉協議会の理事として、貴会の現状をある程度認識しております。4年間続いたコロナ禍の中で介護関連事業における来訪者の激減、それによる職員の人件費負担の急増等により、大きなピンチを迎えています。幸い川辺町から3千万円の支援をいただけた事や、職員の皆様の川辺町のために社協を存続しなければいけないという強い思いと、コンサルタントの指導による経営改善も図られ、良い方向へ進んでいます。しかし、ふたたびコロナの様な事態が起これば、社協は立ち直る事は出来ません。私は会社を経営していますが、会社が成長しつづける条件の一つに「予測出来ない外的変化に対応出来る様、内部留保をつくらなければならない」があります。企業においては「内部留保」社協においては「基金」という事になり、その充実を図る必要があると思います。川辺町社会福祉協議会は平成3年に設立され30年余りの歴史があります。初代会長を父(故佐伯泉)がつとめさせていただきました。以来コロナ禍前までは他に類を見ない程極めて優秀な社協でありました。私は今回の事態を川辺町社会福祉協議会が新たに目指す目標を定め、飛躍するチャンスだと思っています。今回、そのための一助になればと思っています。
結びに私は、社会福祉はすばらしい事業ではあるけれども、商売では無いと思っています。昔は、介護老人は家庭で看ていました。社会の変化により家庭で看れなくなり地域で看る様になりました。川辺町において考えますと約1万人の家族で助けが必要な人々を看ていくというのが本来の社会福祉のあるべき姿ではないかと思うのです。企業も個人もみんなが社会福祉に対し自ら出来る事を行なっていく事が出来ればすばらしい川辺町の福祉が実現出来ると思います。
川辺町社会福祉協議会がこれから川辺町の福祉事業においてすばらしい活躍をされる事を心から祈念申し上げます。
敬具
地場ゼネコンとして、地域の成長に寄与でいるよう今後も地域に貢献してまいります。
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