新型コロナウイルスが、世界中を不安にさせています。インフルエンザよりも感染者数や死亡者数は格段に少ない訳ですが、未知のウイルスに対して明確な対処方法や治療方法、そしてワクチンも出来ていないという事で、不安がどんどんと広がっている様に思います。政府も三月に入って、学校の休校や大きなイベントの自粛の要請を出しました。そして、入国者に対しても規制が設けられました。又、この事によっておこる経済活動の停滞に対する対策をしっかり行っていく事も発表されています。三月に入って矢継ぎ早にいろいろな手を打ってきている事を観ると、内容の可否は別として、何としても感染拡大阻止に対する強い思いを感じています。
一方、テレビでは毎日新型コロナウイルスの話題一色であります。いろんなコメンテーターの人達がいろんな事を言っているので、聞く側の私たちは、情報過多になってしまって何が正しいのかわからない状況の様に思います。そんなテレビを観ていると増々不安が増大し、それによって病気になってしまうのではないかと思うくらいです。もちろん、情報は必要でありますが、それを客観的に、又冷静に見る能力が求められている様に思います。つまり、この様な状況の中で私たちは「どう考え、どう行動するか」が問われていると思うのです。ウイルスに感染したくなければ家から出ない事ですが、みんながそうすれば経済は破綻してしまいます。特に日本の様な中小企業で成り立っている国ではその影響は甚大であります。
この状況をどうとらえるかですが、私は基本的な行動は変えないけれども、気を付けなければならない事をはっきりさせ、それをしっかり守っていく事が大切であると思っています。
気を付けなければいけない事とは、①手洗いとうがいをしっかり行う ②人混みでのマスクの着用 ③大勢での集会・宴会は控える事 ④換気の悪い所へは行かない。常に換気を良くする事 ⑤やむをえず人混みに行く場合は、マスク着用・手洗い・うがいを徹底する事 ⑥食事と睡眠をしっかり取り免疫力を上げる事 等であります。これらは、政府が言っているごく当たり前の事であります。恥ずかしい話ですが、私は今まで手洗いやうがい、ましてやマスクの着用の習慣がありませんでした。手洗いもいい加減でしたし、うがいは風邪をひいた時くらいでした。マスクの着用などは、ほとんどありません。よく考えれば、これらの事はインフルエンザや風邪の予防にもとても効果がある事です。これを機会に、しっかり習慣化しようと思っています。
今回の新型コロナウイルスによる環境の変化に対し、「どう考え、どう行動するか」によって、次の展開が変わってきます。我が社の「基本姿勢」の一つに、「全ての事を前向きにとらえ、常に勉強しよう!」があります。社員の皆さん、今のこの現状を前向きにとらえ感染防止に努めるとともに、自らを成長させる良い機会にしていきましょう。そして、どんな時でも明るく、元気に行動していきましょう!
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