新年を迎えて

　２０２３年がはじまりました。皆さんあけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。今年の正月は、新型コロナウイルス感染者が例年以上でありながら、withコロナという事で多くの人々が初詣に出ていました。私も元旦には、椿大神社に行って来ました。本年の干支は「発卯（みずのと・う）」で「自らの拠り所とする基準や進むべき道をしっかりと見定めた上で考え行動し新たな発展へと向う年」という事の様です。企業においては、「内外経済の変動が激しい中においても、自社の強みや弱みを踏まえてこの先の確固たる道筋を定め、新たな成長ステージに向う年」という事です。そして、椿大神社の山本宮司は「道」という字を示されました。日本では昔から、「茶道」「華道」「書道」「剣道」「柔道」等、単に技術だけでは無く、技術を通して人間の生き方、考え方、心のあり方を探究する事を大切にして来た文化があります。「道」という字を観て思い浮かんだ言葉が「企業道」です。「企業」としての「道」は何であるか？それは、事業方針書に示されている「企業の使命」そのものであると思います。つまり、①社会に貢献する事　②社員が成長する事　③会社が成長する事　この3つを常に追求していく事が「企業道」と言えるのではないかと考えます。私たちが、日々行なっている事の全てが、この３つを追求しレベルUPし続けるために行なっているという事であります。しかし、私たちは時として毎日の仕事やプロジェクト活動に追われて、何のためにそれを行なっているかを見失ってしまう事があります。新年を迎えて新ためて、企業の本来あるべき姿をしっかり認識し行動していかなければならないと思っています。

　皆さん、本年は私どもにとっては、皆さんがここ数年取り組んでいただいて来た事が、成果として大きく開花する年だと感じております。社会的な変化は極めて大きい状況ではあります。大切な事は、「基本姿勢」で言っている様に「全ての事を前向きにとらえる事」であります。受身でとらえると出来る事も出来なくなります。道筋をしっかり定め新たな事にも果敢にチャレンジしていきましょう！そして、２０２３年を皆さんにとっても会社にとってもすばらしい年にしていきましょう！