新年度がはじまりました。昨年まではコロナ禍という事で入学式や入社式のほとんどがリモートで行なわれていましたが、新年度からは「マスクの着用」についても個人の判断にまかされる様になり、入学式や入社式はもちろんいろいろなイベントも制限がなくなりました。社会が大きく動きはじめた様に感じているのは私だけでしょうか?そんな中で私どもも新卒者一名、中途採用者一名の入社式を行ないました。例年と比べると少ない人数ではありましたが、お二人には明確な目標を持って元気に明るく勤めていただく事を願っております。
それから二つ目は、佐伯鐵巧の決算期を佐伯綜合にあわせて一月末から三月末に変更しました。決算期をずらしたのは、二つの会社の決算期が一緒だと事務量が莫大になり税務申告が間に合わない事が予想されたからですが、現状は事務職員の能力の向上や生産性の向上が図られるとともに正確性も格段に上がって来ましたので二つの会社の決算期が重なっても大きな負担にはならなくなって来たのです。今年度より、佐伯綜合と佐伯鐵巧は佐伯グループとして新年度を同じ気持ちで迎えられる様になりました。又一年間の行事についても同じ感覚で行なえますので、グループとしての一体感を今まで以上に大きくしていけたら良いと思っています。
三つ目の報告は、「BIM」のISO19650を認証取得した事であります。佐伯建築設計事務所の意匠設計グループ及び生産設計グループの若手が前向きに取り組んでいただき取得に至りました。五月二十五日に横浜で認証式に出席して来ます。ISO19650の認証については、東海地区では私どもが初めてではないかと思いますし、全国でも大手を含め十社も無いという報告を受けております。認証取得については、昨年秋に今井所長、岩井課長、伊藤担当が本社に来て今後「BIM」を推進していく上でシステム化が必要で、そのためにはISO19650を使う事が最も有効であると考えるのでチャレンジさせてほしいと申し出がありました。私は二つ返事でOKを出しました。そして半年余りで認証取得出来た訳であります。この間の関係者の努力に対し感謝いたします。今後はこのIS019650を有効に使い、今まで以上に「BIM」を自在に使いこなし、お客様や社会の期待を越えていきましょう。
本年度は、佐伯綜合においても佐伯鐵巧においても「ダントツの安全・品質・生産性」の実現が共通の目標であります。佐伯綜合においては「フロントローディング」のさらなる推進と「遠隔監理システム」の確立によって、佐伯鐵巧においては「フロントローディング」と「生産革新」の推進によって、「ダントツの安全・品質・生産性」を実現していきます。withコロナによって社会は大きく動きはじめています。当然私ども建設業界も大きな変化が起って来ます。そんな中で私たちは今行なっている事に自信を持つとともに、既成概念にとらわれる事なく創造力を十二分に発揮し、元気に明るく前向きに我社においても業界に対してもイノベーションを起こしていきましょう。そして今期末には佐伯グループ全社員で目標達成の喜びを分かちあいましょう!
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