インターンシップでお世話になっているMです。
文系学生ということもあり、これまでBIMという言葉の意味どころか、聞いたこともありませんでした。今回は、生産設計の伊藤さんにBIMについての説明をしてもらったので、文系学生から見た、BIMの魅力について書いていきたいと思います。
文系学生のほとんどが、BIMなんて聞いたことがないのではないでしょうか。
BIMとは、Building Information Modelingの略で、これまで紙で描かれていた図形を3Dで表したものです。
これまでは、平面図・立面図・断面図の三種類の図面を人が手作業で作っていました。
しかし、人が作業している為どうしてもズレが生じてしまう事があります。
これを3Dで表すことによって、誰が見ても同じ認識ができるようになります。これがBIMです。
建設に対しての知識がない人が、設計図を何枚を見せられても完成のイメージができませんよね?
そんな時に、BIMを使って3Dで1枚に表されたものがあれば、誰でも簡単にイメージをすることができます。
お客さんとの打ち合わせの段階で、イメージの共有ができれば、完成後に思ってたものと違ったとはならないのです。
BIMには様々な情報を入力することができます。
この壁はどの素材を使っているのか?壁の色は何色なのか?など、一つで様々な情報が分かります。
だからこそ、一回一回調べる手間が省けて、効率化を図ることができるのです。
このようなBIMを用いることで、提案をする側は想像ではなく根拠を基に提案できるので、説得力が上がります。
効率化も図れるため、生産性も向上します。
一方で提案を受ける側も、全く分からない資料を見せられ、話が進んでいくよりも、完成形が想像できた方が、自分の要望も伝えやすいです。
今回、伊藤さんにBIMの説明をしてもらい、両者にメリットがあるものだと感じました。しかし、提案を受ける側はイメージをしやすくなったことで、これまでよりも高い要求ができるようになったと思います。顧客の要望に応えるためさらにBIMは進化していくのではないかと感じました!