人事役員の佐伯です。私のキャリアのスタートは営業職からでした。人事役員をするなかで就活って営業だよな・・・と常々感じています。実際の営業活動に沿って就活の方法を記事にしたいと思います
まずは、商品である自分自身の強みや弱み、パーソナリティーを理解し整理しておきましょう。例えば、体育会系で過ごしてきて上下のコミュニケーションには自信がある。意匠設計の勉強をやりこんでいて発想力には自信がある・・・・・就活生の中には自己分析をあまりやってこない方もいますが、まずは商品である自分自身がどんな人間で、どんなことが好きなのか?を理解し、就活をおこないましょう。営業マンが商品のことよくわからないけどとりあえずいいものなので買ってくださいっていっても誰も買わないですよね。まずは、自分自身を理解することから始めましょう。とは言っても、自己分析ってどうやればいいかわからないという方のために弊社では、インターン・会社見学にきた学生のなかで希望者に適性検査の受講とフィードバックをおこなっています。フィードバックでは私からこういった性格傾向がでていて、こんな企業や職種が向いてるといった人事目線でのお話しをさせていただきます。希望者のかたは会社見学・インターンの際にお気軽に声をかけてください
売り先(企業)を調べる方法としては、会社説明会やインターンOB訪問等があるかと思います。まずは色々な企業を見ることも大事ですが、自己分析を基に「多分、自分はこういった会社が向いているんじゃないか・・・」と仮説をたてて企業研究をおこなうことが大事だと考えています。ただ闇雲に企業選びをせずに企業・業界研究をしていきましょう(もちろん仮説なので就活中に考えが変わるのは全然OKです)また、インターンや会社見学に行く前はその会社のホームページは一通り目を通しておきましょう。ホームページは会社の顔となる存在です。ホームページに目を通すことで会社の強みや考え方、会社の雰囲気を大まかにはつかめるはずです。ちなみに私は今でも、初めてお会いする企業の方とは、会社ホームページはもちろんのこと公開されている財務諸表や新聞記事等に目を通してからお会いしています(どんな業界でも営業マンなら当たり前にやっていることです)
インターンやOB訪問をおこない、売り先を調べたらついに本番です。営業でいうところの商談フェーズに入っていきます。面接ではもちろんですが、インターンや個別説明会でも最低限の身だしなみは整えておきましょう。最低限の身だしなみとは、寝ぐせはついていないか?ひげはそっているか?ふけはついていないか?等ですGoogleで「社会人 身だしなみ」と調べればたくさんの情報がでてくると思いますので確認をしておきましょう。服装ですが、当たり前ですが会社からスーツでと指定があればスーツを着ていきましょう。就活中の皆さんが困るのが、服装に指定がない場合かと思います。指定がない場合は、自分をどう売りたいか・アピールしたいか?で服装を決めましょう。かっちりとした印象を残したいのであればスーツで・活発な印象を残したいのであれば、オフィスカジュアルなどの少し崩した形で個性を出したいのであれば、自身が一番、おしゃれだと思う私服で・・・・服装も自分を売り込む一つの道具です。自分の売り方を考えて服装も選びましょう(もちろん最低限の清潔感は守りましょう)
続いて話す内容ですが、面接でよく聞かれる質問については答えを準備をしていきましょう。よく聞かれる質問とは、1.自己紹介2.志望理由3.学生時代頑張ったこと等です。営業で言えば、商品紹介のようなものです。先ほども書きましたが、商品説明ができない営業マンから商品を買おうとは思いません。皆さんも自身を最大限にアピールするためによく聞かれる質問については、事前準備をしっかりとしていきましょう。面接でも商談でも重要なことは事前準備です。想定される質問の準備や面接のシュミレーションをしっかりと行いましょう
選考の通過等についてはメールか電話での連絡が主だと思います。電話であれば出られなかった際は早めに折り返しをする。メールであれば、出来れば次の日には連絡を入れる等早めに返信をしましょう。仕事ができる人に共通しているのはレスポンスの速さです。(とはいうものの私も仕事の連絡が遅くなることがあります・・・・・)人事や採用担当者から連絡が来た際には早めの返信を心掛けましょう。
今回は営業活動になぞらえて就活を語ってみました。どのフェーズにおいても重要なことは事前準備です。面接やインターン、説明会でも事前の準備をしっかりと行い、就活に臨んでください。皆さんの就活が実りあるものとなりますように