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ふとしたきっかけで建設業界へ。
ゼロからBIMを学び、習得した。大学は経済学部で、卒業したら証券会社に就職するつもりでいました。しかし、偶然参加した会社説明会での佐伯社長の話がとても興味深かったことと、担当の方に「うちに来てみませんか?」と誘われたことがきっかけになり、何の知識もない建設業界で働くことに。現場の施工管理や営業などをひと通り経験した後、3年ほど前から今の生産設計グループの所属になりました。生産設計に異動した後、本格的にBIMの使い方を学び始めたのですが、もともとPCを触ることが好きなので、何の抵抗もなくBIMについての知識を深めることができました。操作についても比較的スムーズに習得することができたと思います。
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意匠設計と施工管理の間をつなぐ、ハブのような役割を担うのが生産設計。
学生さんによく「生産設計と意匠設計ってどう違うんですか?」と聞かれます。実際のところ、生産設計の職域は建設会社によって定義が違うんです。一般的には、図面を作成した意匠設計と実際に現場に入る施工管理の間に立ち、「納まり」と呼ばれる部分(各部材が接合される部分の総称)の検証を行う業務を生産設計と呼んでいます。SAEKIでは、意匠設計と施工管理の間をつなぐハブのような役割を担う業務として生産設計を位置づけています。お客様と直接やり取りする機会は意匠設計ほど多くなく、社内で施工管理の業務支援に回ることが多いです。SAEKIは2017年に生産設計部門を新設しましたが、同規模のゼネコンで生産設計部門を設置しているところはほとんどありません。
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Schedule
ある日のスケジュール
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08:00
出社
出社後、すぐにメールのチェックなどを済ませる。
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08:15
業務開始
担当物件のデータを用意して、図面を書き始める。
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12:00
ランチ
自分の席で買ってきた弁当を食べる。
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13:00
外出
検査などのために現場へ出かけることも。
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15:00
打ち合わせ
打ち合わせや業務とは別のプロジェクト会議もこなす。
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17:30
終業
定時は17時30分。必要な場合は残業をすることも。
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「何もしない」の先にある
人間でないと
できないことをSAEKIでは、数年後に遠隔管理システムの構築と集中管理センターの建設が予定されています。実際に運用されることになれば、意匠設計や施工管理のスペシャリストが集中管理センターに集い、そこでも生産設計は各部署をつなぐハブとしての役割を担うことになります。こういった先進技術の活用によって生産性を向上させ、「何もしない」を実現するのが目標です。「何もしない」と言ってしまうと、怠けるためにBIMなどを活用すると思われるかもしれませんが、実際はその逆です。定型的な業務はプログラム化やAI活用でどんどん自動化し、逆に人間でなければ判断できない業務にリソースを費やすべきだと思っています。SAEKIは、こういった社員の提案にも耳を傾け、実施について検討してくれる会社です。
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Private
私の休日の過ごし方
休日は本を読んだり散歩に出かけたりしますが、読む本は仕事関連、出かける目的は気になる建築物の見学だったり、何かしら仕事に関係していることが多いです。新しいことを始めるための予習と思っています。